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時代の進化が生み出すストレス

こんにちは、お元気ですか!今朝の気温はマイナス2度でした。今の今!時代の流れはどんどん速くなり、進化や変化が良い面と悪い面をどちらも極端に押し広げています。

私は「良いものを大切に長く使う」という価値観を持ち、ずっとそれを大事にして生きてきました。妻はそれ以上にその考えを大切にしていて、おじいちゃんやおばあちゃんが残した古いものをとても大事に使っています。決して「アンティークを買う」というわけではなく、家にあるものを丁寧に手入れしながら使い続けることに価値を感じているのです。

しかし、今の社会では、こうした価値観だけで生きていくことが難しくなってきていると感じます。進化や変化に対応するために、日々の生活の中で大きなストレスが生まれるようになりました。そのストレスが積み重なり、「良いものを長く使う」という考えを貫くことが、時に難しくなってしまうのです。

そんな中、社員から「社長、もう我慢せずに買い替えたら?」と言われる出来事がありました。私は9年前に購入した50インチのテレビを使っていました。当時としては問題のない性能でしたが、最近ではAmazonプライムやNetflixなどのストリーミングサービスを利用する際に、使えるには使えるのですが不便(ストレス)を感じることが増えていました。

全く使用するダケなら問題無く使えるテレビを壊れていないのに手放すのは地球温暖化に悪いと心苦しかったのですが、ついに新しいテレビを購入しました。でも、ただテレビを買い替えただけでは終わらなかったのです。

今から30年前、私は将来36インチのブラウン管テレビを設置することを見越して、当時の給料2か月分をかけてフルオーダーでテレビラックを作りました。しかし、今回のテレビはそのラックに収まらず、結局ラックの大改造が必要になってしまいました。ラック事買い替えれば良いのですがラックは既製品では私を満足させるレベルの(良い)モノは無いのですね!さらに安直な廃棄は私の哲学とも反します。

ちなみに、当時のブラウン管テレビは驚くほど大きく、重いものでした。

最大サイズのブラウン管テレビ(1990年代)

ソニー KV-40XBR700(40インチ):1999年発売、約70万円、重量137kg(重く大きすぎて設置を断念)

パナソニック TH-36D30(36インチ):1990年代発売、約50万円、重量90kg

新しいテレビを設置したことで、確かにストレスは減りました。しかし、意外にも満足度は下がってしまったのです。新しいテレビは技術が進んでいる分、価格も手頃になっていますが、上質感に乏しく!そのぶん内部の部品がチープに感じられました。

「良いものを長く使いたい」という私の価値観に反してしまい、逆に新たなストレスを感じるように。そこで、私はテレビの改造を始めることにしました。しかし、その改造に必要な部品代が、テレビ本体の価格をすでに超えてしまっています。

妻には「そんなことするなら、先にデロンギの全自動コーヒーメーカーを買ってよ!」と呆れられてしまいました。

今の日本の大企業の製品は、コスト削減のために中国や韓国、ベトナムなどの部品を使い、海外で組み立てられることがほとんどです。ブランドダケが日本製?商業主義のもと、利益を優先した設計がされているため、内部の部品は年々チープになっています。そのため、最近の製品は昔に比べて壊れやすいのです。

この現実をデータをもとに妻に説明すると、ようやく納得してくれました。そして今、世界に一台しかない「特別なテレビ」が我が家に誕生しようとしています。

「こだわり抜いてとことん良いものを作ること」。その哲学は、私自身にとっても、お客様に対しても、変わることはありません。時代が変わっても、この性分はきっと治らないでしょう。おそらく、私は今の時代において異端児なのかもしれません。それでも、自分の信じる道をこれからも歩んでいきたいと思います。

貴方はどんな価値観で、どんな生き方(哲学)で生きていきたいですか?