60年保証・・・の・・・怪?
最近のハウスメーカーの住宅保証のうたい文句・・・60年保証!!!法律では構造躯体や主要部分の保証期間は10年とされています。この保証期間も・・・すこしまえの姉歯建築偽装事件まではたったの2年でした。この保証はすべてを無条件で保証してくれるわけでは無いのです。
本質的に云えば10年保証も・・・60年保証も・・・基本的には同じ事なのです。
つまり、60年保証、とか30年保証と云っても・・・10年ごとにメーカーの検査を受けてメーカーの指定する有償のメインテナンス工事(ダメなところを変える)をすることが前提で・・・さらに10年間の保証延長が有りこれが10年ごとに繰り返されるという事です。
つまり、ダメなところを10年ごとに自分の費用で変えて・・・さらに保証が10年延長するという事ですから・・・
基本的に10年ごとに全く問題ない建物に自費でするわけですから・・・60年でも100年でも何年でも出来ちゃうという事です。
そして・・・一番の大問題は・・・この10年ごとのメインテナンス費がバカ高いという事です。そのメーカーの指定する部材をメーカーの言い値で取り替えないと保証の延長が認められないからです。つまり、人質作戦ですね・・・
簡単に言えば・・・あらゆる部材を10年と少しの期間でキチンと壊れる様に作れば・・・めちぇめちゃ儲かると云うビジネスモデルです。それに多くの部材、例えば雨どい等でも仮に18年持つものでも10年目の点検で残り8年間の寿命が有ったとしても10年目で取り替えるという見積もりになります。なぜなら保証期間内の中途半端な時期に壊れると保証期間内に壊れたとされてメーカー負担になるので、まだ、まだ、寿命が有るものでもお客様負担で取り替えてしまうということになります。車も同様に10年で壊れますから儲けるためにあえて短寿命で設計、儲け中心の事業が有るというアングロサクソン型の共通するビジネスモデルと云う事です。さすがに60年後に建物基礎まで有償で取り変えろとは言えないので、コンクリートの寿命とされる60年に保証期間を設定したにすぎません。
意図的老朽化・・・これがあらゆる大企業のビジネスモデルの基本的理念です。
今、この日本の全ての建築物の平均寿命は26年です。新築からたった26年で建築物は壊されている現実を直視すべきです。
こんなあほらしすぎる事をやっているのは日本だけです。南国の殆ど裸で暮らす原住民が住む島国の掘っ建て小屋と同じ寿命しかないという事に誰も異を唱えないし、誰も問題意識を持とうとしません。
これはすでに余りに余っている空き家に輪をかけて・・・家賃保証と云う麻薬の様な言葉でアパートマンションを建て続けさせる某建築会社と同じロジックです。馬鹿をだまして儲けるだけ儲けたら・・・後は知らん
その頃には・・・関係者全員誰も生き残っていない!!!残された相続人が途方に暮れるだけ!!!
そんな悲しい相談を時折受けます。その時の私の答えは・・・
何ともなりません。!”!!!!(馬鹿な欲深き親をお恨みください)
これを防ぐには・・・真に正しく学ぶしかないのです。そしてその場は基本的にどこにもありません。せめて弊社では真に学ぶための・・・気付き・・・の場を提供しています。
人生はどこまで行っても・・・運・・・のみです。運の悪いやつに成功など1000%あり得ません。
神様は全ての人に平等に幸運の機会を与えてくれています。気付くか気付かないかの差です。なぜ気付く人と気付かない人の差が出るか???それは・・・欲の適正なコントロールが出来るかどうかです。
人生は丸い一つのボールの上に置いたベニヤ板の上で・・・バランスを取り立っている事に近いかも知れません。努力の無い過大な強欲がこのバランスを崩します。
物事・・・中庸をもって旨とすべし・・・です。