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多重構造のわが業界・・・ふー

最近・・・ほんと・・・情けなくなることが多い

昔は・・・哲学があり経験があり社会からの実績を受けたものが・・・下請け多重構造の下職を使い建築屋をしていました。しかし、今は・・・金と意志(建築で金を儲ける魂胆)が有れば上だろうが下だろうが世間受けする似非(えせ)哲学から全部を金で下請けのように買えるのである。

IT化の進化が進み・・・わが業界にも色々な新規参入グループが大挙押し寄せている。多くは業際関連の問屋で有ったり材料屋さんで有ったり、材木屋さんで有ったり・・・中には電機屋からの参入すら多々あります。多重構造故に金と意志さえあればITのおかげでハウスメーカーやデザイン工務店やブランド工務店なんて簡単に出来てしまう。

そしてそのいずれも・・・見かけ・・・だけは素人を強く吸引する様である。吸引(洗脳)が全てのコンセプト・・・これしかない

だれやらのこのIT仕掛け人の言葉を借りれば・・・おんなは”憧れのみ”でモノを買う・・・そして男はただただ追従する、追認するのみ・・・決して私が言った言葉ではありません。金儲け第一主義のデザイナーズハウス仕掛け人の言葉です。

この見かけは・・・金さえ出せば買える!!!それがはたして建て主の幸せにならなくても・・・見かけさえ良ければ勉強をしていない夢見の顧客の心は虜になるようである。

しかし・・・現実は夢通りは行かない・・・夢は何十年と継続する努力の末にかなうものである。

全部・・・この金と意志以外は全部外注なのである。当然ホームページ等も外注かどうかなんて即断でわかる。

ビジネスの多様化に伴い・・・ハウスメーカーのデザイン室に居た人を雇い入れノウハウ産業屋(IT産業の金儲けの一つのビジネスモデル)が能力のない建築の業際産業の経営者に金儲けツールとして売りつけている。

本当の顧客様が満足が行く住宅とは・・・こんな寄せ集めできちんと魂がこもるようなオンリーワンの素晴らしい住宅など出来るはずが無い・・・100人居れば100通りの人生があるように・・・家もその建て主の感性を知りともに学び・・・創り上げるものなのである。それはある意味世界に一つだけのものを生み出す途方もない努力の末に実現するのである。

普通の・・・サラリーマンが・・・夢を見て・・・・自分が芸術的な空間に癒されると錯覚して芸術家の家を買う

恐ろしいことが起きる

デザイナーズハウスとは・・・・そのデザインを主張する根拠となる人が生きるためのバックヤードが絶対に必要な家なのである。つまり・・・40坪程度のデザイナーズハウスなんてものは・・・存在しないし、仮にそれを真似て作れば・・・もう・・・普通のサラリーマンの普通の家に育った主婦は・・・数年後にノイローゼになる可能性さえある。

つまり・・・自分の家ではなく・・・デザイナーズハウスというデザイナーの家の間借り人である。

こころなど安らぐはずが無い

こんな簡単な事さえ見えない若い未熟な建て主のなんと多いことか・・・ふー・・・ため息がでる。

デザインの心理である。真理である。あの日本で世間的に一番とされている強アルカリ固形物の大好きな安藤なんちゃら先生がキチンと述べられている。

あんどうなんちゃら・・・曰く

”デザインに機能など求めてはなりません。”

つまり普通の人が暮らす家は・・・デザインの空間と・・・人々が機能するバックヤードがワンセットで成り立つ空間なのである。

おそろしいことである・・・自分自身が見えない人に安らぐ家もないし、安らぐ人生もない

ふー

これまた原理原則である。

それでもわからない人はフェラーリをレンタルして一週間ほど自分の足として使ってごらん、どれだけこのフェラーリという車が不便極まりない車であるか痛いほどわかる。例えばドライブして入りたいと思ったお店の約2割程度しか入れないのだから・・・車高が低すぎて乗り入れの盛り上がりにこすれてカメになる。ガリッとする音とともに修理代50万円が消えていく・・・広大なスーパーの一番端に車を止めて重たい買い物袋を提げて車までたどり着いても・・・荷物は助手席の人間の膝の上・・・ふー、込み合う近くではやたら低くてでかいドアさえ開かずに降りられない・・・ふー

一つの道を究めるのに・・・・死ぬ思いでやってもうまくいって10年はかかる・・・建築物の中で住宅は一番難しいカテゴリーである。一番奥の深いカテゴリーでもある。

たかだか・・・金と意志だけで住宅建築経験2年やそこらのど素人デザイナズハウスメーカーあとはすべて借り物、レンタル・・・デザインどころかコンセプトからその哲学まで借り物・・・・ど素人がど素人と家を作る・・・

あほらしくて・・・もう勝手にしろ・・・ふー

考えただけでも恐ろしい