欲・・・との対決!
最近・・・我欲との対決に日々苦しんで居ます。なんとなく鬱(ウツ)状態が突発的に私を襲います。フー
ウツの心理状態になると・・・必ずからだが止まります。身動きできなくなります。私は何時もこの心理状態になると強制的に私の体自体を徹底的に汗まみれに痛めつけます。ストイックなほどに自分自身を肉体的に追い込みます。・・・
汗をかきまくると・・・熟睡が出来ます。・・・そしてまた集中の深いハードワークに復活出来る様なサイクルを繰り返しているようです。
今・・・食欲と・・・必死に戦っています。空腹感と戦っています。お腹の空き具合も或る一定線を越えると空腹感を感じなくなります。このとき・・・少しだけでも食物を食べると・・・いきなり空腹感が盛り返してきて、また自分との戦いが始まります。もう・・・こうなると寝られません。こうなる前に、空腹感を感じないようにして即寝ちゃわないとダメです(笑)
昨日も・・・この欲についてお客様とのディスカッションをさせて頂きました。ディスカッションと云うよりアドバイスに近いかも知れません。
豪邸の憂鬱
お金がそれなりに十分有る方や、それなりに社会的な地位の高い方は多くの場合、俗に云う”豪邸”を求められます。ここで・・・若い頃には豪邸ばかり作ってきた私として豪邸に付いて私なりの定義を定めておきたいと思います。
豪邸とは・・・
A 土地が150坪以上(私の過去の施工実績として最大は土地面積約2000坪)
B 施工床面積が80坪以上(私の過去の施工面性の最大は約120坪)
C 坪単価が100万円以上(私の過去の施工実績としては最高で坪単価約300万円までやったことが有ります)
D 外構費用が土地坪単価×10万円以上(1,500万円以上の外構工事費)
A〜Dまで全てを満たすのが豪邸です。
しかし・・・
これらお施主様が必ず感じる感覚・・・豪邸の憂鬱・・・
豪邸が心理的な負担になるブルーな気分に時折襲われると云う事です。
1、防犯上の心配・・・目立つ家は狙われやすい、私の知っている限りでは3度泥棒に入られた家も有ります。恐ろしいので家中のガラスを防犯ガラスに変更しただけで1500万円なんて事例も有ります。その他、セキュリティー会社の警備も・・・私の知っている豪邸ではひと月30万円なんて家も有りました。
ちなみに普通の家のセコムやアルソックは、ひと月5000円程度です。
2、掃除の負担感・・・お手伝いさんが雇えど雇えど、すぐにやめちゃう。自ら広大な空間を掃除をするむなしさ
3、日常メインテナンスの負担感・・・豪邸には高級設備が備わっていますから・・・壊れると修理不能の事が多い、また費用も同じ修理項目なのに一般家庭の100倍なんて事が起きえます。
4、定期メインテナンスのド負担感・・・豪邸はそれなりの大きさが有りますので10年に一度の定期メインテナンスに莫大な費用がかかります。300万円〜1000万円程度・・・お金持ちでもメリットが殆ど無い化粧直しにこの金額は痛いかも?
5、税金の負担感・・・豪邸を新築した時は家族5人で住んでいて、固定資産税1年200万円でも高いとは思わなかったけど・・・時がたち、今一人住まい・・・この時の固定資産税年間150万円はめちゃめちゃ負担に思えるとの事です。
6、プライバシー、個人情報が侵される・・・もう豪邸の住人であることを全ての町内の人が知ることとなる。環境保護に熱い思いを抱く縁もゆかりも無い方からは敵視される。その他・・・ねたみ・・・を買う、本心では誰も話をしてくれなくなる。ファーストフード店に入ったことを見られただけで町内の話題となる。2000万円のベンツに乗って居ないことが話題になる。とにかくあらゆる局面で制約が多くなり息苦しくなる。孤独感を抱えて苦しんでいる豪邸の住人も現実に居ます。
自分の知って居ない赤の他人が・・・自分のことを知っていると云う超不快感・・・殆どの場合噂に尾ひれがついて良くも悪くも正しくは知られて居ないケースが殆どです。
7、その他・・・電気代がひと月10万円とか床暖房ガス代がひと月20万円なんて家も有りました。年間の庭師代が200万円なんて家も有りました。普通の家の電気代が1万円程度と比較すると・・・ほんと・・・
あんぐり・・・あきれ返りますね(涙・・・
人間・・・座って半畳、寝て一畳・・・の価値観とは対極に有る価値観が豪邸です。
豪邸の憂鬱・・・ものに自分が支配される、ものに自分が自分の意思とは真逆の影響を受ける憂鬱
価値観と云うなの判断基準、思考基準・・・これと、もてるモノの価値が違うと不幸を招きます。
もてるお金の高の多い、少ないでは有りません。例えば100億円のお金を持っている人でもこの幼いころに植えつけられた価値観と云う判断基準が違うと・・・必ず憂鬱は襲い来ます。
まさに・・・足るを知る・・・です。
私は豪邸を希望されるお客様に・・・普通の家+アルファーにしたらどうですか?とアドバイスをする不思議な設計士です。
普通の設計士は豪邸を自分自身のプレゼンスを最強に現すのどから手が出るほどやりたい仕事なんですが・・・私は真逆の事をアドバイスする不思議な設計士です。
時折・・・大きな勘違いをされているお客様がお見えになることも有ります。予算3000万円で豪邸を建てろ!!!的な強いご希望を現される方がお見えです。3000万円で素晴らしい家は可能ですが豪邸は無理ですとお伝えすると・・・・・ご理解して頂けないケースも実際に有ります。
フー・・・
瞬間では有りますが生きる喜びを実感できる五欲の充足と・・・足るを知る・・・知恵を持つ知性とのはざまで葛藤は何時までも答えのない押し問答が続きます。
フー・・・色即是空・・・とはなかなかです。