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家相・・・

家相・・・古くて新しい建築に何時までも付きまとう易学の怪???

時代は遙かに進んで居るのに・・・トイレだってボットン便所、台所だってカメから水をひしゃくでくんでいた時代、排水はこれまた穴ぼこを掘り垂れ流しの時代の・・・

不衛生きわまりない時代に・・・芽生えた不幸を易で解決しようとした江戸時代のなごり・・・

設計を生業にする者、家相を研究しなければ何ヶ月も苦労して設計した設計図が最後の最後で大どんでん返し、莫大な無駄な時間を作らされてしまう設計者としては恐ろしい概念、易学、家相・・・だから私もメチャメチャ研究をしています。そこらの家相見の先生とやらより遙かに多くの研究をしています。(先生とやらは見料はもらえても家相で実害は無いけれども私はメチャメチャ実害、膨大な無駄な時間、無駄な労働を被る悲しい経験から)

とは?私も頭では理解して居ますが・・・人間とは弱いモノなぜか?いまだに家相を気にします。偉そうな事言っている私もメチャメチャ気にして家を創りました。もちろん、今も最善の配慮をして日々設計をしています。しかし、私には突然私の人生の中で考え得る人生最悪の不幸が私を襲いました。家相なんて全く気にしていない別の住宅の住人や、これこそ家相なんてフンと云うマンションの住人もその殆どが幸せに暮らし、人生をまっとうしています。

私は信条に”清く、正しく、美しく”と定め日々可能な限りこの言葉に恥じない生き方をして来たつもりです。正直に、正直に、多くの人々に役立つように生きてきました。もちろん、家相を始めとする多くの”幸せになれるための基本”に本当に忠実に生きてきました。神仏も本当に大切に大切に生きてきました。

しかし・・・

考えさせられる事が多いのも事実です。

家相も掘り下げれば掘り下げるほど・・・暮らしにくくなります。ストレスの増える家になります。無駄な空間が増え建設コストも増大します。最後の最後にはなんともならない住みにくい家になります。

建設業界も建設を研究している人も・・・もうここらで家相と幸せの科学的データーを出す時期に来ていると思います。この日本の住宅建設で殆どの人が家相を気にしながら注文住宅を建てています。膨大な過去データーから健康や事故や破産や離婚等々の人生の主立った苦と家相との関係はそんなに苦労をしなくても出るような気がします。

統計学上有効とされている2万棟程度の調査で結果は出るはずです。

気にするべきモノ、気にしなくても全くデーターに差のないモノが科学的に証明され明確に解れば・・・この日本の住宅の暮らしやすさは格段にアップします。

こんな事すら日本の建築の研究者はやっていません。

大手ハウスメーカーの分譲住宅の様に全く気にしなくてアッと云う間に契約させて家相のカの字も考えるいとまが無ければ話は早いのですが・・・なぜか?気になる不思議な概念・・・家相

壮大な無駄なのか?意味が有る易学なのか?

そろそろ決着をつける時代と思うのですが・・・

この国の研究者は本当の意味の役立つ研究をする人が居ない嘆かわしい限りです。

家相・・・

本日も3棟ほどの設計をさせて頂きました。科学的な機能的なプランが家相によりドンドン、ドンドン使いにくくなるこんなジレンマと闘いながらの設計です。

科学より易学の優先する現代(思考の優先順位は江戸時代?)

私自身を含めて人間とは実に不思議な生き物の様です。