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サンゲツ壁紙デザイン研修会参加

本日は・・・女性社員含め5名で壁紙大手のサンゲツの新商品説明会と世界のインテリアのトレンドを勉強に行って来ました。

機能壁紙等々・・・色々な勉強になりました。

しかし・・・大企業が売りたいモノとお客様に取ってのベストとは相変わらず乖離(カイリ)が有る事も再認識できました。

フランスのパリでのインテリア見本市等々の世界のインテリア供給メーカーが集う見本市等々の今年の世界の流行等々も学ぶ事が出来ましたが?アングロサクソンと大和民族との価値感やDNAの違いもかなり大きい現実も再認識出来ました。

今は・・・世界のトレンドが日本が学ぶべき事では有りません。日本のトレンドを世界が学ぶべきです。それくらい日本は文化水準、デザイン水準、人間の理解は深いモノがあると設計士の一人として強く主張したいと思います。

血のしたらる骨付きの肉のかたまりをむしゃむしゃ骨をしゃぶりながらむしゃむしゃ食べる民族の安らぎと・・・花鳥風月を愛でる日本人の安らぎは明確に異なります。

いまだに、いまだに・・・明治時代の価値感、舶来品は良い的な価値感が蔓延する日本人の自らを正しく認識する事が出来ない教育のチープさ!!!嘆かわしい現実ですが・・・

もちろん、外国製品は良いモノも確かに有ります。しかし、全ての外国製品(ヨーロッパ等)が良いわけでは有りません。タレントでも住宅でも車でも・・・ダメなモノはダメです。

フェラーリやマセラッティー、ベントレーやアストンマーチン・・・確かにデザインや作り込みは日本より一日の長が有ります。しかし、道具としての車の完成度は日本のカローラに遠く及びません。

だれが何と言おうと壊れなくて維持費の安さは日本車にどの国のメーカーも遠く及びません。しかし、車としての価値感は壊れなくて維持費が安いは1つのファクターに過ぎません。

デザインでありテイストであり存在感等々人間の五感に大きく影響を及ぼすテイストは日本車はまだ、まだ、まだ、まだ・・・・まだぁ〜〜〜です。

しかし・・・人類の進歩?と共にその価値感も微妙に変化しつつ有る現実も認める勇気が必要です。

本日も最新トレンドのデザイン、ショールムのシュチュエーション別最新展示・・・一見それは素敵です。

しかし・・・わー素敵!!!と初っぱなから感じる”驚き”これは案外・・・歴史の検証に耐えない場合が多いような気がします。本来の目的から時と共に外れる場合が多いような気がします。

味わいの有る深さ・・・

時が経てば経つほど輝きを増す存在感・・・

本物はあんまり変わらないと云う事実!!!

その本物さえ人間の深化と共に必要性が無くなる、本来の価値が無くなる・・・希少性や美術品としての価値がその価値を認める人にのみその価値を有する。

例えば・・・千利休愛用の茶杓・・・以前2億円の茶室を造られたお客様の家で見せてもらった事が有ります。1本600万円で求めたとの事です。

しかしながら・・・今の私にとっては100円でも必要有りません。

車で言えば・・・私が若かりし頃真っ赤なポルシェ911は1000万円でもそれ以上の価値を認める存在で有りました。しかし今、59才の私にとってポルシェ911はとてもとても1500万円の価値は認められません。

それは現在の私は・・・乗る車や着る洋服、住まう家で私自身を主張する必要性が無くなったからかも知れません。

もちろん、クラフトとしての丁寧さや素材としての価値、安らぐデザインは十分認める私ですが・・・基本スペックが十分で有れば・・・オーバスペックはむしろ苦痛になります。

本日の最新トレンド、最新ショールーム・・・オーバースペックだらけです。

豪邸の憂鬱・・・まさにここにありです。