安いが一番?
本日のお客様のお言葉です。
とにかく安いに越したことは無い!!!とのお言葉です。残念ながらこのお客様建築の素人です・・・希望は安いが一番!!!
殆どのお客様は・・・このように思われていると思います。
そこで大競争の建築業界では・・・安いと錯覚させる色々な手練手管を用いています。相手は素人ですから簡単に欺されちゃいます(涙・・・
これはディスカウントメーカーだけでは無く、俗に一流とちまたで言われている殆どのメーカーがこの作為的なトリックを用いているようです。
素人でも解る仕上げや?当然必要な経費は・・・それなりに価格に含まれているようですが?素人の方には聞いたこともないような名前の経費やメーカーによっては勝手に経費項目を創りあげお客様に別枠として請求をして居るようです。また、仕上げに付いては普通の方なら見分けが付きますので・・・
普通の方が見分けが付かない部分で・・・過剰なディスカウントが行われているようです。
下地材
基礎
等々の耐久性や強度や安定性でのディスカウント
職人さんの人件費・・・・・・それは丸投げのピンハネ・・・下請け企業の原価なんて考慮無し、有無を言わせずカット!!!
この命令が下された場合に下請け企業の選択肢は大きく3つに分かれます。
1,廃業
2,合理化と云う名の職人の日当や給料のカット
3,予算の範囲で出来る事だけをやる(プロなら絶対の出来ない、プライドの放棄)平たく言えば見えないところの手抜き
多くの建築図面は、細部までは詳細に仕様や施行の記載が無い・・・例えばこの壁の下地材を止めるのに何センチの釘を何本打ちなさいとは書いてない・・・また書いてあったとする図面が有っても全てをお客様や管理者が検査するのは物理的、時間的、工程的に無理
これら細部の細部のクオリティーは・・・これを施行する職人さんの良心やプロ意識が決めて居ます。貴方自身が突然会社の上司から来月から理由は無いが給料2割カットと言い渡され・・・モチベーションを落とさず真剣に働けるでしょうか?
人(下請け・職人)を牛や馬の様に扱う・・・業界
それでも”安いが一番”が良いですか?
私も基本的にはとてもケチです。ケチだからこそ本当に良いモノがなるべく安く求めたいのです。この本当に良いモノを理解するためには素人ではダメです。その道のプロになる、又はプロ並みの知識を会得して正しく判断する事意外に有りません。
ではプロに現場管理をして欲しいと設計事務所で図面を書き入札をする、そして設計士と言うプロに管理をゆだねる・・・・普通はこれでOKです。しかし、私達の業界はプロの設計士がどれだけ居るか?はなはだ疑問です。貧すれば鈍す・・・この日本と云う国は無形の価値を認めようとする価値観が殆どの国民に有りません。それゆえに多くの設計事務所は経営難にあえいでいます。管理すべき建設会社の下請けをして殆どの方が食いつないでいます。上下関係が逆転した状態で本当に管理?なんて出来るでしょうか?????
本日も・・・・某不動産のお客様が入札をして建設業者を選定したとの事を風の知らせで聞きました。その業者さんは・・・この業界では有名な?????????????会社です。
何で優秀なお仕事がイッパイ有る会社が・・・ディスカウント競争をするのでしょうかね?普通はたたき合いなどしません・・・お仕事が無くて困っているからたたきあいをして居るのです。
それでも”一番安い”が良いですか???
何が良いか?解るまでしっかりと自ら勉強をして下さい。図書館に行けば山ほど建築関連の専門書は有ります。しっかり勉強をして下さい。注:雑誌はイマイチです。メーカーの意図が反映されたモノが多数存在します。専門書がベストです。専門書が難しくてなかなか理解出来ない人は・・・・専門書片手に弊社のセミナーにご参加下さい。もちろん、個人的に解りやすく専門書を元に教えて差し上げる事も可能です。
殆どのお客様が勉強不足です。勉強不足、知識不足で判断する事などとても危険な行為です。
正しく学ぶ事が私達の業界を判断する最大の安全保障です。
これ意外に無いのが残念ながら現実です。