二極化!
世の中二極化がドンドン進行中です。二極化の先鋭とでも云うのでしょうか?このまま行くと普通の方は新築住宅が持てなくなりそうです。
それは・・・
数年前から思うと・・・建設業は着工棟数や工事高が約50%に減っています。早く言えば半分です。一般の建て主様から思うと・・・大手ハウスメーカーの建設業界に占めるシェアは膨大なイメージですが・・・現実は大手8社に限定すれば現在でも10%程度です。残りの9割は中小零細です。
大手8社のシェアはここ数年の不景気にも係わらずリーマンショックをのぞき殆ど減っていません。昨年度の住宅平均単価は大手8社中5社が上昇をしています。つまり、5割も減ったその主因は売上シェアの多くを占める零細企業がドンドン売上を減らし、ドンドン淘汰されたと云う事です。
西暦2,000年来、ドンドン住宅に対する法規制が厳しくなり・・・大手に有利な法律整備が進んでいます。住宅性能保証制度や長期優良住宅、瑕疵担保保険制度などなど・・・社長自ら現場にでて飛び回っている零細工務店では・・・もうこの複雑怪奇な法律に対応するために自ら勉強する時間も気力もなくなりつつあるのかも知れません。近未来、この国は消費税アップは避けて通る事が不可能です。家を建てる場合、消費税だけで数百万円になる可能性は直ぐそこまで来ています。
お陰様で私は勉強大好きな、少し変わった零細経営者(研究者)ですから・・・そこらの大手の研究員より多く勉強しているので・・・・・大手で出来て弊社で出来ない事は基本的にありません。むしろ、最大効率、最大公約数を求めざるを得ない組織的宿命の大手より格段に進んで居る部分も多数あります。
大手も売上が横ばいでもより厳しい経営環境に有る事実は変わりませんので・・・家創りの一番大切な部分をマニュアル化やオートメーション化をしたり、車のような既製品化(型式認定)をドンドン推し進めています。つまり弊社の様な100人いれば100通りの住宅創造では無く、10,000万人居れば30通りの住宅が有ると云うような住宅の既製品か?、良く云えばセミオーダー化がドンドン進行をしています。
私が悲しく思うのは・・・この味のない既製品が私から言わせれば馬鹿高いと云う現実です(涙・・・
先頃の私達建設業界人向けの新聞”住宅産業新聞”の記事によれば2,010年度の大手8社の戸建て住宅平均価格は家だけで2,982万円、平均坪単価は75.6万円、平均建坪は39.6坪、4LDK・・・と云う事だそうです。もちろん、この価格には外構工事も照明器具もカーテンも家具や諸々の諸経費も含まれて居ません。
これが”平均”です。あくまで平均の価格です。じゃあ下値はいくらか???我慢に我慢で・・・そして我慢をして建築すれば10%程度は価格を下げられる可能性は有るでしょう。もちろん、小さく、小さく、小さく建築すれば・・・さらなる価格低下は可能かも知れませんが?同時に満足度も最低になる可能性が大です。
日頃、住宅展示場の若いお兄ちゃん営業マンから聞いていることと・・・随分違う現実かも知れません。
(2,000万円からでも可能ですよぉ〜〜〜的な話し)
しかし・・・これ(住宅平均2,982万円の現実)が正しい数値です。土地や別途費用、諸経費を含めればかぐわしき?香水の香るド田舎でも合計予算5,500万円、町中なら最低でも6,000万円から6,500万円は必要です。ハード的に真に満足する家を希望した場合にはこの何割か?オーバーする可能性が大です。
大手ハウメーカーのシェアが10%程度の現実を良く認識して下さい。家を建てる人の約90%が大手ハウスメーカーの展示場に行き、60%程度の人が大手ハウスメーカーを真剣に考える?予算が無理か?適正か?はさておき購入できた10%の人でさえ、その何割かは?ローン地獄で苦しんでいる現実を・・・クレバーな足し算、引き算の可能な人なら理解出来ると思うのは私だけでしょうか?
建築予算2,000万円で・・・大手ハウスメーカー希望が如何に無謀な望みか?ご理解頂けるかも知れません。この事実、現実にいち早く(判子押す前)気付いた”運の良い人”はとても少ないと思います。なぜなら?今時の若い人の離婚率37.5%の原因の1つに経済的なゆとりの喪失が有ると思います。この37.5%を我が身に於いて実感してから気付いても遅いです。
福島の原発のタイムリーな正しい情報が隠されて居ると同じように、私達の業界も、業界人全員の共通利益としてお客様に正しい情報をタイムリーに出すことをしません。もちろん、正しい教育など皆無です。
オオカミの群れに子ウサギ一匹です。
あなたがメーカーの営業マンにスリスリされたり、数社を競合させてイニシアチィブを取って居るように感じるのは・・・・・
はっきり申しあげます。
”錯覚”
です。
天地がひっくり返っても・・・うさぎがオオカミに勝てるわけが有りません。
学ぶと云うことがとても大切です。オオカミに付いて学ぶ、そして自らの能力や希望やライフステージに付いて正しい知識を学ぶ
”野生”とはオオカミもウサギも同じフィールドに暮らして居るのです。