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うふふ・・・

なにやら?・・・・

昔から考えて居たことが・・・世間の話題になりつつ有ります。

なんだか???変な気分です。

私の過去ブログにも書きましたが・・・

”家が人を育てる”

という考え方を私は昔からしています。

昨日のTV番組でも取り上げられていました。”住育”

食育にからめての住育という言葉でしょう。確かに時代の進歩とともに住宅建設も進歩したかもしれません、しかし、とても大切な家族の心と云うソフトの部分を葬り去ってしまったような場面もあります。

特に商業主義が蔓延し・・・生産効率至上主義が金科玉条のごとく言われ・・・

一番初歩の初歩

何のために家を求めるか?

ここの部分が深く深く家族で話し合われないまま・・・・ゴウサインが出てしまう。

自分の家族を自分を含めて見直す千載一遇の良いチャンスなのに・・・実にもったいない

昨日のTV番組でも・・・・工務店の奥様が・・・・住宅設計について疑問をご主人に呈したところ

素人は黙っていろ”!!!

とどなられた

そこからスタートしています。

主婦は家事のプロなんです(笑)

一般的に設計者の多くは家事のド素人なんですね(笑)

ほとんどの場合、住宅設計を生活感のない若いお兄さんがやっています。まだ、若いお兄ちゃんならまだしも・・・・プラン集から選んだだけで個々のお客様に合わせた設計そのものをしないケースも多々見受けます。

私も若いころから中年一歩まえまではご多分にもれず・・・自称、設計のプロ…実は家事はど素人・・・でした。

しかし、不幸が有り・・・・独り身になり・・・・家事をしながら幼子を一人で育てて、そして仕事もしました。

この事実は、私の設計者としての見地を大きく変えました。ど素人から本当のプロへ

まさしく住育の大切さをイヤと云うほど思い知らされました。私自身が幼いころを思い出し、住宅の壁に貼られた何百年という古い、古い、材木の年輪や節穴を見ながら育ちおのずと木の温かさや長い、長い時の流れに思いをはせた記憶が蘇ります。

家族が決して豊かではありませんでしたが、大きなちゃぶ台を囲み家族それぞれにそれぞれの居場所がありました。そして、それぞれの気配を感じながら”家族”という強い強い連帯感があった様な記憶が蘇ります。
家創りは、歴史に裏打ちされた良いところは残し、時代の進歩とともに開発された素材や工法をどう検証し陳腐化しないことを、これまた経験と職業的勘で採用し、バランスさせて行くかがとても重要なんです。

私の身に起こった普通でいう不幸は、設計士としての私には本当の意味の住育、食育を理解した本物のプロに脱皮させてくれた出来事となったのです。どんな出来事にも、幸、不幸が表裏一体であることの証明かもしれませんね?

設計は・・・建て主を知る・・・そして家族を知る・・・・そしてすまれる人すべての心を感じる・・・

この境地に設計者としてたどりつけるまで、試行錯誤やプランニング、思いの深さを昇華させて・・・

本当に多くのプロセスを経る努力が必要です。