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包み紙

包み紙

今のこの世はこれが重要である。

男芸者、オット表現が昭和20年代(笑)ホストと見まごう一流デパートの外商部の美男子

包み紙も三越、松坂屋、高島屋でないとダメ

中身は同じメーカーのビールなのに2割も高い(値引きがとても少ない)

つまり包み紙とお世辞が2割の価格

お中元、お歳暮のビールなら1000円しか違わないので・・・

まぁ〜見栄とはったりで・・・・よしとしましょう。

しかし、住宅でも同じ事が起きています。

500万円〜800万円の包み紙

みんな・・・大手(決してブランドでは無い)の包み紙が良いんですね

私たちプロの間では大手ハウスメーカーの住宅を素晴らしいと云う人は一人も居ません。なぜならどこまで行っても80点以上は取れないからです。否、取ろうとしません。取ろうとすると利益が減るからです。彼らは素晴らしい住宅を創るのが目的では無いからです。住宅と云う大規模消費材を扱い利益を得たいだけだからです。

お金が潤沢に有り、経験も豊富でインテリジェンスの高い人々はハウスメーカーでは絶対に建てません。これらの人種は絶対に80点では満足しませんし、真のブルジョアジーは生まれながらに本物を見抜く確かな眼力を持っています。まぁ〜建てるとすれば・・・言葉は少し品が有りませんがあえて言うならにわか?”成金殿”

私は・・・不思議を通り越して・・・・言葉が出ません。

確かに建設会社で小さいところは能力のほとんど無い所が多いことは事実です。下請けに甘んじている中小零細建設会社が9割以上ですから・・・

しかし、キラリと光る研究熱心な会社も有ると思います。

古今東西、どのような業種でも・・・キラリと光る会社は、間違いなく全部中小零細企業です。大企業はこれら中小零細の技術を模倣したり拝借したり買い取って居るだけです。

大企業はその体質上、利益を上げるための研究はそれはそれは費用をかけて一生懸命です。しかし、世の中に役立つ基礎研究はほとんどしません。ましてやお客様一人一人に付いて掘り下げて研究したり、対応する能力はとても貧弱です。

イギリス、フランスなどの西洋の住宅文化先進国との明確な違いが出ます。かの国にはマイスター制度が有ります。市民が本物を選ぶ目を持っています。ここに歴史の差、民度の差が明確に出ています。
戦前のかつての日本もマイスター制度に近いモノを持っていました。徒弟制度も厳然と有り、職人は厳しい修行を終えなければ世間を胸を張って歩けませんでした。その職人から選ばれた棟梁は神主さんの代理が出来るほど社会的に尊敬され、認知されて居ました。よってその仕事に対するプライドや誇りは今の時代から比べれば天と地ほどの差があります。

私は思うのです、一生に一度、否、三生に一度の莫大な買い物をするわけです。子、孫に事まで考えて失敗しない家創りをするために建て主は心底勉強して欲しいと思うのです。本物を見分ける目が出来るまで真剣に勉強をして欲しいと思います。

残念ながら、私たちの住宅業界は哲学も誇りも・・・ほとんど有りません。お客様を真に正しく教育するマインドも力も有りません。談合したり、余分なモノを売りつけたり、金儲けの事しか眼中に有りません。

包み紙に何百万円もかける”愚”を犯さないために真の勉強をして欲しいと思います。