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お客様の思いと工務店の思い

お客様:ちょっとドアの取っ手(ノブ)が折れて取れちゃったから直して!
工務店:それは大変ですね、直ぐに直しましょう。
修理完了
工務店:修理費用を請求させていただきます。
     取手・・・・材料代5000円(原価4000円)
     取替工賃・・・・・・5000円(現場30分、準備2時間30分=3時間)
     費用請求手間・・・・・・・・・・(1時間〜
     諸経費・・保険、ガソリン代、消耗費等・・・2000円
合計請求額12000円
合計原価 4000円+15000円+5000円+2000円=26000円
お客様:えぇぇぇぇ〜〜〜〜12000円もかかったのぉ〜???もっとまけてよ!
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・?
工務店:実質利益はマイナス14000万円
    材料原価4000円、人件費時間あたり5000円(月給30万円の
    人を使うと時間5000円かかります)社員の年俸480万円、
    (ボーナス4ヶ月込み)
    社会保険、労災保険、労働保険、福利厚生、退職金積み立て、
    傷害保険、車両損料等・・・・320万円・・・・・トータル年間費用
    800万円÷1600時間(年間労働時間)=5000円
小さな工事だけの場合、現場調査や見積もりは原則無料です。
しかし、世の中無料なモノなど有るはずが無いのです。小さな
工事はお客様を思う工務店のボランティア精神で成り立って
居るのです。もちろん、昔からのお客様に対してはかつての
大きな工事をご用命頂いた感謝のころからのお礼でも有るのです。
お客様:私はたった30分に12000円も払うのよ!!!
工務店・・・・ムムムム・・・・・・
単独工事や新規工事で少額の工事は請求金額にお客様の納得が行く
社会常識を守ろうとすれば間違いなく大赤字工事です。
基本的に無料の現地調査や品番調査、見積もりなどの人件費を入れれば
その赤字額は?????もう、やってられない!!!額です。ハイ
日本のお手本?のアメリカでは・・・そんなこんなで・・・工務店と云う事業
形態はほぼ消滅致しました。そして住人が自らホームデポット(どでかい
ホームセンター、日本の30倍程度の大きさ)
で部品を買い自分で修理する羽目に陥りました。
日本もやがて・・・そうなるのかも知れませんね?
また、1つの日本文化が消滅しようとしています。