名人のワザ
昔から・・・日本では・・・職人さんは徒弟制度で・・・育ちました。
年季奉公と云って普通の賃金のはるか下、つまりギリギリ生きていける程度の
賃金でした。
私が建築業界に身を投じた30年以上前もそのなごりは残って居ました。
設計士も・・・職人さんと同じように・・・他業種から見ると賃金は約6割程度と
とても低額でした。
ワザを盗む
先輩や親方(設計事務所では先生又は所長)のワザを隠れて盗むのです。
そして・・・・一人前になり・・・・(私たちの若い頃は10年程度経ち)
お礼奉公を3年〜7年程度行い
晴れて独立をしたモノです。
だから、師匠を選ぶのはとても大切な事でした。
私はサラリーマンとして初仕事をしましたが・・・・サラリーマンとは云えども
この慣例は色濃く残っていました。
今から思うと・・・ずいぶん、本当に、とっても・・・
いじめられました。(涙・・・・(笑)
このイジメの師匠の共通する事は・・・
イジメが何年も続き・・・・突き抜けると
今度は、反対に・・・とても可愛がって頂けるのです。
この可愛がる?は・・・・表面的な扱いは一緒です。厳しいです。(笑)
しかし、その師匠から・・・かもし出される・・・雰囲気が違うのです。
とても暖かく、なんとも云えない信頼感となります。
殆どの同僚は・・・潰されてサジを投げ、会社をやめるか?転属願いです。
そんなハードな昔を・・・・
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時折出かけるレストランのシェフの
ワザを
息子殿が・・・
虎視眈々と盗んでいました。
息子殿の作った旨い、バカ馬、否、旨のみそ汁を飲みながら
ふと・・・思い出しました。