家のメンテ

1 名前: たけ 投稿日: 2002年02月04日(月)23時33分09秒

条件でまちまちであることを承知でうかがいます。
S57年築2階建て木造一戸建てにすんでます。
有名某S社(昔K・ギル○ートが宣伝してた)の床下換気システム(ファン+
床下にまく吸湿材)と耐震補強(補強金属やボルトで固定するやつ)をすすめら
れています。あわせて100万弱ぐらい。
これらは本当のところ効果はあるんでしょうか?「気持のもの」程度?
それとももしかして改悪?

2 名前: REサンハウジング 投稿日: 2002年02月05日(火)00時01分30秒

たけさん、ご質問ありがとうございます。耐震補強は現状のご自宅の状況を知ることから始めなくてはなりません、昭和56年6月より建築基準法の耐震が強化されています。まず、ご自宅の壁量の計算をして、それから接合部の状態のチェックです。そして、一番重要なのは”変心率”がどれくらいかが耐震上はとても重要です。壁量が現在の基準を満たしていること、それと同時に変心率が0.14以下で有ることがとても重要です。変心率とは耐震壁が家全体にバランス良く配置されて居るかどうかです。また、一階の耐震壁の上に二階の耐震壁がどれくらい重なって配置されて居るかもとても重要です。耐震壁の重なり率出来れば70%以上は欲しいところです。私どもの設計では必要耐震壁量が200%以上、変心率0.03%以下、耐震壁の重なり率80%以上で設計させて頂いています。
このような現状の調査の説明の無い会社の場合、その提案には?が付きます。構造知識が有り、技術的な能力の有る補強会社が施工する場合には是非耐震補強をして下さい。壊れてからお金をかけるより、壊れる前にお金をかける方が賢明だと思います。

3 名前: REサンハウジング 投稿日: 2002年02月05日(火)00時28分25秒

PS:変心率とは専門的に云うと建物の重心と剛心のズレの度合いです。値が小さいほど地震に対して強固な家です。また、補強工事ですので目標の値には達しないかもしれませんが、重要なのはそのバランスです。最悪、家は傾いてもグシャとは行かないようにしておきたいものです。家は命そのものの入れ物、そしてたけさん、ご家族の幸せの入れ物です。


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