はや10月半ば
今年も、10月半ばですね・・・実に光陰矢の如しです。世の中暗いニュースばかりで胸が苦しくなります。殆どの人々は自分の事だけで精一杯で・・・他に目や心が及びません。当然といえば当然の事自己中から来る他人を傷つける事件ばかりです。
人は、幸せになるために生きています。自己実現をして慶びを得ようと努力をしています、しかし、その自己実現を肯定して評価をして下さり他の人が居てこその、その反射波としての自己の喜びが有るのです。昨今ではこの自己実現が物欲のかたまりとなり人々の真の幸せを錯覚させています。本来の自己実現とは”感謝”する心の実現であり、感謝の反射波としての真の慶びに満ち満ちた充実感で有ると思うのです。しかるに人々はペットの犬猫に偏屈した愛情をそそいだり、草花に一時の心を寄せ水をやるのだけれども・・・・それは一時の気まぐれでさえ有るのです。一番重要で貴重なる隣人には愛のかれらさえ注ぎません。水の一滴さえ注ぎません。人々が生物として一番欲している”愛”を得る努力をしていません、真の”愛””感謝”は反射波としてしか心に届かないのです。そして又、人々は心ある人により注がれた水の一滴、人間愛を感じることさえ出来ない心の状態に有るのです。愛は育むものであり手をかけないと枯れてしまうのです、そして荒涼たる原野が広がりつつ有るのです。実に実に悲しい現実が進行しつつあります。