批判はその対論を述べて初めて意味がある。(笑)
全ての事柄にはおまけもお釣りもない。これは私の師の言葉です。日本は貿易立国、そう日本は何年も前よりずーっと貿易黒字でその額は年10兆円前後を推移し2002年度は12兆円となります。普通に考えれば黒字が続けば富める国となり豊かな国家となるはずですが???何故か日本国民には富めると云う感覚は希薄の様な気がします。さて、この富は何処へ消えたのでしょうか?そう、我らが親分の国は赤字垂れ流し国なのです。子分が親分に上納金として納めて居るのです。つまり、この莫大な上納金がなければ親分国家はやっていけないのです。
日本も自力で他の多くの国とのバランスを取り貿易収支のバランスを取り循環サイクルを構築する努力を始めなくてはなりません、江戸時代は完全な自国循環サイクルが成り立って居ました。タダ、鎖国をしたために科学技術の発展等の情報まで遮断したことにより軍事技術の劣性により欧米列強に脅されただけなのです。
一番大事なのは食です。食料さえ自給できればこのバランス国家は成立するのです。昨今貿易の自由化との流れから云えば関税等の保護政策ではなく日本の科学技術の粋を結集して世界に競争力の有る食料生産国になれば良いだけです。日本の国土が狭いなんて云うのは嘘です。我が国民の食をまかなう広さは十分以上に有るのです。第一次産業の間違った保護政策によりその進歩が江戸時代の軍事産業と同じ過ちを犯して居るだけです。アメ○カが飛行機で肥料をまいたり消毒をする事で効率を上げて居るのなら日本も同じようにすれば良いだけのことです。同じ事をアメ○カ人と日本人がすれば遙かに日本人のが効率も良いしお得意の改善のサイクルが機能するのです。都市計画法を少し見直し、少しの規制を緩和し、バイオテクノロジーを調味料として加えれば簡単な事です。
今の日本を平たく云えば自宅に風呂が無く公衆浴場にかよって居るようなものです。自宅の風呂も作り、時には公衆浴場、時には自宅風呂をすればバランス国家は成立すると思います。大切なことは理想とする国家観を持ちそれに向かって少しずつ舵を切ると云う勇気と英知です。
我が愛すべき日本には、歴史と英知と過去の人々のDNAを引き継いだ潜在的に優秀な日本人という素晴らしい資源が有るのです。それを今の戦勝国アメ○カに骨抜きにされた教育を改め、日本人の潜在力を発揮できる教育に改めれば、日本には資源は無尽蔵に有ると思います。
国家の安全保障の問題も今のバランスを欠いた外交や日本の間違った富の使い方によりその危険性を増しています。親分国家同様マッチポンプ状態、自分で危機を造り自分でその予防策をしている。これはドンドン加速度的に悪い方向へ行く危険性が有ります。親分に上納して居る数十分の一を仲良しになるために日本嫌悪国に謝罪を込めて配分すれば・・・・10年も経たないうちにマッチポンプを解消出来ます。
日本は人に始まり人に終わる国なのです。人とはどの様な考え方を持っているかでその人が決まる。残念ながらこの愛すべき日本では人が自分の損得しか考えて居ません。人は1人では生きて行けないのです、自分の得は相手の損って事も有ります。英知を使い融和をはかり相手を思いやり不正義には断固として反対意見の言える人を育てる教育(自ら学ぶ事も含めて)が今、一人一人の人間関係のそれぞれの局面に求められて居るのでは無いでしょうか!!!!!貴方は自らの心で考え足し算と引き算両方を具体的な行動として行っているでしょうか?